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はじめに≫
クライアント/サーバ型システム用通信ミドルウェアの移植をしてまして。
結合テストの障害対応のため、
再現をすることになった。
で、
クライアントとサーバ、各々で出力されるログの日時がずれてると送受信データのタイミングとか把握しづらいので、
クライアントのWindowsXP PCと
サーバのHP-UX11iで
時刻同期させたいと思った。
基盤担当者に
時刻同期の機能が実装されてるか聞いてみると。
「そんなん、してへん」
(@_@;) 唖然‥‥‥
来月からアプリケーションの結合テストが始まるのに。。。
NTPサーバとか立ててないの?!
仕方ないので、
ちゃちゃっと動くようにした。
なお、
プリインストールされてるxntpd(/usr/sbin/xntpd)を動かす。
手順≫
1)‘ntp.conf’を用意する
NTPデーモンの動作パラメータを指定する。
サーバ内、“/etc/ntp.conf”を以下の内容に編集。
server 127.127.1.1
fudge 127.127.1.1 stratum 1
broadcastdelay 0.008
クローズドな内部LANぢゃ、これだけの設定でOK。
2)xntpd の自動起動設定
xntpdがHP-UXブート時に稼動するよう設定。
“/etc/rc.config.d/netdaemons”内のXNTPD用環境変数指定を以下のように編集
export NTPDATE_SERVER=
# ‘1’でデーモン起動のサイン
export XNTPD=1
# ログを別のファイルに出力するよう指定
export XNTPD_ARGS="-l/var/adm/xntpd.log"
3)動け!
早速、手動でスタートさせてみる。
# /sbin/init.d/xntpd start
xntpd #
なんで“xntpd”ってペロっと表示されるんやろ‥‥‥。
4)WindowsXP クライアントと同期
今度は
WindowsXP側の設定。
タスクトレイ右端の時刻をマウスで右クリックする。
ポップアップメニューの「日付と時刻の調整」を選択。
「日付と時刻のプロパティ」ダイアログが現れるので、
その「インターネット時刻」タブ内にて
サーバー欄にIPアドレスかホスト名を書け。
OKボタン押して、再起動。
再起動後、再び「日付と時刻のプロパティ」ダイアログを出し、
「インターネット時刻」タブ内「今すぐ更新」ボタンを押してみる。
10~20秒程度かかって。
おぉ、更新でけた。
参考URL≫
@IT Windowsネットワーク時刻同期の基礎とノウハウ
第3回 UNIXベースのNTPサーバとWindows Timeサービス